「ヒマラヤチーズ」は、ロアジスが日本の愛犬のために製造しているオールナチュラル・チーズガムです。
ヒマラヤ山脈の大自然の中で、遊牧民とともにたくましく生きているヤクと牛のミルクで作られる、ロアジスオリジナルのトリーツです。
ヒマラヤチーズは、一人の愛犬家であるロアジス代表・岡田の想いから生まれました。
幼いころから長く一緒に生活してきた犬の中には、ゴールデンレトリバー、ミニチュアダッ
クス、ビーグルなど、もともと狩猟犬にルーツを持っているためか、何かを噛むことが大
好きな犬たちもいました。
そんな自身の愛犬たちに、動物の皮やつめからできたもの、木からできたもの、プラステ
ィックでできたものなど、いろいろなものを与えてみましたが、匂いがきつかったり、よ
だれで毛がついてしまったり、口の中が切れてしまったり、飲み込んでしまう心配があっ
たりと、なかなか納得するものが見つかりませんでした。また、犬用ガムとうたっていて
も、食いしん坊な犬たちの犬にかかればすぐになくなってしまうようなものや、添加物が
心配なものもありました。
犬たちのストレス解消にもなり、べたつかず長持ちし、最後まで安心して与えられるもの
は何かないだろうか・・・そんな試行錯誤の日々の中で出会ったのが、ヒマラヤチーズの
もととなった「チュルピ」というネパールの伝統食でした。チュルピのレシピをもとに、
日本の犬に合うようにサイズや塩分、脂分を調整して作ったのがロアジスオリジナルのヒ
マラヤチーズです。
ヒマラヤチーズは骨のように硬いため、それぞれのわんちゃんの様子を見ながら、飼い主
さんに注意して与えていただくことをお願いしております。
歯やあごの丈夫さには個体差
があります。年齢や犬種によって一概には言えませんが、歯の弱い子やシニア犬は歯を傷つけてしまう場合もあります。栄養価も高
く、噛むのが大好きで歯やあごが丈夫なわんちゃんにはきっと喜んでいただけるおやつです。
「ヒマラヤチーズ」はロアジスが作った新語であることをご存知ですか?
ネパールに行ってもヒマラヤチーズという言葉はありません。
ロアジスが現地の生産パートナー達と長年に及ぶ協働の末に生み出したのが、愛犬用の100%ナチュラル「ヒマラヤチーズ」なのです。
今では多くのファンの方から「ヒマチー」という愛称で親しまれるまでに成長しました。
2017年1月には、こうした努力の積み重ねが認められ、特許庁から「ヒマラヤチーズ」・「ヒマチー」の商標登録が認めらました。
愛犬が喜んでくれる、飼い主様が安心して与えることができるチーズに完成形はありません。
現在でもロアジスはヒマラヤチーズが誕生したネパールへ年に何度も足を運び、生産パートナーと共に品質向上への努力を重ねています。
他人任せにせず、すべての工程に携わり、自分の目で確かめているからこそ他社には真似のできない安心安全をお届けできるのです。
おかげさまで、『ヒマラヤチーズスティック』は累計販売数約60万本突破。大切な愛犬に、「きちんとしたものを食べさせたい」と考えている人がとても多いことがわかり、大変嬉しく思っています。
残念ながら、近年、類似品が多く、成分を偽っている商品もありますが、ロアジスではワンちゃんの安全を1番に考え、よりよい商品をお届けしたいと考えております。厳しい大自然の中で、これからも生産パートナーとロアジスの奮闘は続きます。
ヒマラヤチーズは、ネパール、ヒマラヤ山脈の高地で、農薬は一切使わない自然の牧草を食べて育ったヤクや、ヤクと牛が自然交配して生まれたヤク牛のミルクで作られています。
この地域の人々に伝わる伝統的な保存食であるチーズを愛犬用に燻製(スモーク)・乾燥させて切り出しました。しっかりと熟成乾燥されているため、チーズ本来の香りと味が凝縮され、骨のような硬さになり、無添加でも長期保存が可能になっています。
一つ一つ丁寧に手作りしているため、工場で作る規格品とは違い、個体差があるのも特徴です。例えば、燻製時に火から近い場所にあったチーズは色が濃くなったり、切り出す際の力加減で形が異なったり...。生産者パートナーと協力し、均一のチーズとなるよう努力をしておりますが、形が異なるのは手作りの証でもあります。
ヒマラヤ山脈の高地に生息する、厳しい環境に耐えることのできる限られた動物、それがヤクです。ヒマラヤチーズに使われているヤクのミルクは、牛のミルクの20分の1程度しか摂ることができない貴重な素材です。
ネパールでは、ヤクはミルクだけでなく、『捨てるところがない』とさえ言われるほど、すべての部分が無駄なく有効に使われています。お肉は脂肪が少なく、味も良い高級食材として人々に食されており、体毛は、糸により、丈夫で保温性に優れた衣類に作り替え活用されています。さらに、皮はチュパという民族衣装や、ブーツになります。
ヤクは優しくたくましい、ヒマラヤの人々にとって欠かせない存在なのです。
ロアジスは、ネパールの生産者との間で長期的なパートナーシップを築いています。ヒマラヤチーズの生産にあたっては、1年に何回もネパールの山岳地帯にある生産者のもとを訪れ、現地の様子を実際に目で確かめ、生産者とのコミュニケーションを図りながら、絶えず品質の向上に努めています。生産された製品は、適正な価格で継続的に取引を行うフェアトレードにより、現地の人たちの安定した生活を支えています。最近では、ヒマラヤチーズを作る際に出る余計な脂分を使い、ヤクミルクの石けんやバターに加工する取り組みも行っています。これも貴重な現金収入源として喜ばれています。
そんな中、ネパールの首都カトマンズでは、2015年4月に大規模な震災が発生しました。生産者からは「早く今まで通りの生活をし、今まで通りの仕事がしたい」「収入が途絶えてしまうのではないかと不安」という切実な声が上がりました。ロアジスは、単に経済的な支援を行うということだけでなく、現地でのニーズをしっかりと踏まえた息の長い支援をしてきました。具体的には、ヒマラヤチーズの売り上げで、壊れた作業場や家屋を修理したり、使えなくなった生産機械や発動機を新しく購入し、各ファームへ配布したりといった活動を通じて、生産者との信頼関係をより強固なものとしています。
ロアジスは、ヒマラヤチーズの生産者に対してだけでなく、生産国ネパールでの活動にも力を入れています。商品の売り上げの一部を寄付し、途上国における少女たちのシェルターで教育、職業訓練の応援に役立てています。また、ヒマラヤチーズ以外にもネパールの生産品をフェアトレードで仕入れ、現地の女性職人とその家族の生活環境を改善することや、就業機会を生むお手伝いをしています。
また、途上国で野犬を保護し、ワクチンを接種する活動にも貢献しており、人々の生活環境の向上に役立っています。